お店の人の紹介

幼いころから美術に触れる機会が多く、大学で美術史を専攻。西洋美術を学びはじめるも、出光美術館主任学芸員をつとめた荒川正明教授の赴任をきっかけに日本陶磁史にどっぷりはまる。学芸員実習は東京国立近代美術館工芸館、卒業論文はルーシーリー研究、所属していた美術部では陶芸をするなど器だらけの学生時代。

卒業後東京でOLを経て、故郷にUターン。祖母の喫茶店を継ぐ決意をし、広島の老舗朝日珈琲ショップで修行。

喫茶店を営む曽祖母と祖母、食器棚に並べられた沢山の窯元コーヒーカップ。という環境で育った曾孫が先祖の反対を押し切って再びこんな時代にギャラリーカフェをはじめました。器好きの方もそうでない方も、ちょっとぬけてるほんまるファミリーがみなさまのお越しをのんびりお待ちしております。現在、二児の母。夫の故郷熊本県の小代焼窯元を訪ねたのをきっかけに、民藝の美しさに立ち返っています。